100年振り、東京港区の都心に酒蔵が復活!

  • 2012.02.09 Thursday
  • 13:52




その名は「東京港醸造」Tokyo Port Breweryと称する。明治43年に廃業した酒蔵を復活させたのは、東京港区で雑貨店を営む株式会社若松屋7代目の斉藤俊一社長で、8代目の息子さんと男のロマンを果たした。若松屋は、1812年に長野から上京した初代が造り酒屋として創業、かつては、この地に約200坪の土地と酒蔵や住居があり、酒造りを行っていたという。幕末の頃は、薩摩屋敷の御用商人として繁栄した歴史があり、屋敷には、西郷隆盛や勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟らが江戸開城の密談を交したとされる「奥座敷」や「裏座敷」と呼ばれる接待スペースがあったという。その後も明治23年に4代目が東京市酒造組合を設立するなど酒造りに励んだが、酒税を戦費にしていたという日清日露戦争で経営が傾き明治43年に廃業、その後は、物販などを家業としてきた。現在は、30坪程の店舗兼住宅が残っているだけである。斉藤さんは、5年前から酒造り再開を目指して準備を始め、長男も酒蔵復活に賛同、長野の酒蔵に2年間修業に行って酒造りを勉強、今は杜氏として働いている。斉藤さん親子は、一階奥の狭いスペースに冷蔵設備を施し四季醸造出来るように設計、昨年7月に芝税務署から免許が付与されたが、国税庁が「新規の清酒製造免許は付与しない」という方針のため、その他の醸造酒とリキュールの2種類の製造免許を取得、「江戸開城」というどぶろくと梅肉入りの梅リキュール「江」の2種類を販売している。年間、それぞれ6KLの最低醸造数量を造るだけの小規模な酒蔵だが、斉藤さんは「儲けは期待していない、維持費と年収300万円程度の給料が出ればいい」と語っている。
商品は、長谷川酒店の東京駅グランスタ店と同社店舗で販売している。
株式会社若松屋 東京都港区芝4-7-10 TEL.03(3451)2626
「東京港醸造」のホームページ
http://www.tokyoportbrewery.com/
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